Model No. A042 | スペースローバー |
2008年10月1日〜5日、パシフィコ横浜で開催された「2008年国際航空宇宙展」。
4日、5日の一般公開日には、子供向けに「ローバー操縦体験」 のコーナーがオープン。
この「ローバー操縦体験」用に製作したのが、リモコンでコントロール可能なマーズローバー。
2008年コースはこんな感じ。
結構起伏がある。
写真では、3種類のローバーが写っているが、
3台+予備1台の計4台を製作した。
前輪左右の2輪にモーターを接続し、
そのモーターの正転、逆転で動きをコントロールするシンプルな構造。
凝ったところ、その1。
クイックバッテリー交換システム
上の写真のように、中央のパネルと内蓋を開け、コネクタを外せば、
すぐにバッテリーボックスを取りだすことができる。
新しい電池を入れた予備のバッテリーボックスと交換すれば、すぐに稼働できる。
実際、3台のマシンが常時回転する現場で大いに役立った。
凝ったところ、その2。
「ここを持て」システム
このイベントでは、コースを完走した後、操縦したローバーと一緒に写真を撮るサービスが実施された。
その際、スタッフがマシンを持って撮影ブースに行くのだが、
「持つところ」がないと、毎回壊れ物を扱う繊細さが要求される。
これでは辛かろうということで、マシンの重心の位置に、
全体を支えることのできるバーをセッティングした。
これにより、持ち運びによるマシンの破壊は一切起こらなかった。
(以下のムービーは当日会場内宣伝用のムービーから抜粋したものです)